沢火革 六爻
君子豹変 …… 実は原典には、「君子は自分の非をすぐに革める」と言う意味は、ありません。君子豹変とは、
『君子はあざやかにすべてを変革する。君子は周囲と関わり合う事によって、人々を感化しながら、あざやかに自己を向上させて行く。……… 』と言う意味だと思います。
これには『エッセイ』の「君子豹変とはどんな意味か?」をご参照ください。
君子は自己を変革させて行く事、実に凄まじい。「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」などの言葉がある。三日で別人のように変革してしまってこそ男子と言う意味。
これを読んで感心し、マネして寝込んだ事があります。ムリはしないようにしましょう。(笑)
(小人=知識人)(大人=教養人)このゆかいな訳は、加地伸行 大阪大学名誉教授によります。
君子が豹変するのに対し、小人は革面する。顔だけ、いつも表面だけ周囲に合わせ、それを疑問に思わない。
最初は「小人雷同」として、「小人はただ時節や周囲に自分を合わせ、それが自分の判断だと信じている。平和ですが、これで戦争が起こります。」とコメントしていました。しかし「小人雷同」と言う言葉はない。『小人は付和雷同する』と言う意味です。間違って覚えてもいけないし、結局「原典そのまんま」にしました。何か、この卦には触りようのないものがあります。