エヴァ弐拾五・弐拾六話を見て解った事




1、「心」って、何?どんなもの?
 心は「世界」だと思う。
 私の中には一つの「世界」がある。
 そこには私が見てきたこと、感じてきたこと、思ってきたこと、考えていること・・・色々なものが詰まっている。
 それはとてもとても大きくて、きっと私達が世界と呼ぶ、世界地図に書かれるこの地球と、同等の広さがある。と思う。
 誰もがそれを持っている。
 つまり、真の意味で人は、皆平等である。
 そしてその「世界」は、他のそれと干渉し合うことで、様々に変わっていく。
「真実」とは、自分が自分の「世界」にある中で、絶対だと信じるものだ。
 それは、干渉し合う中で自分の世界と別の世界を比べることによって得る。
 だからそれも、自分の心同様、どんどん変化していくもの。

 そしてその世界の中には、幾人もの、人が居る。
 それは私が今まで出会ってきた全ての人、とはいかない筈だ。
「絆」のある人だけ。
 そしてその幾人もの人達にもまた、「心」という「世界」が内包されている。
 その「世界」もまた、私の「心」と呼ばれる「世界」と同じ広さがある。
 心の中に居る人達の中の「世界」の中にも、また幾つも「世界」がある。
 つまり「世界」とは一つではない。
 世界人口の何倍になるかわからない、無数の「世界」がある。
 私は、それを全てまとめて、「宇宙」と呼びたい。
 私達が「現実」と呼ぶこの、沢山の中の世界の一つは、少し特殊だ。

2、「自分」って何?どんなもの?
 一般に「自分」と呼ばれるのは、自らの持つ肉体ではないだろうか。
 でも私には、そうは思えない。
 この「体」は、確かに現実世界において心と違って目に見える。
 だが、これは「心」という「世界」の入れ物に過ぎない、と感じる。
 そして同時に、見る事、聞く事、話す事、触れ合う事・・・色々な手段で、自分の「世界」と別のそれを干渉し合わせる為のものでもある。
 つまりこの「現実」という一つの「世界」は、「真実」を形作って行く為の場所である。

3、「自分の価値」って何?
 自分の価値、自分の生きる価値・・・それは、「変化」にあると思う。
 私は今まで、「世界」が無数にある事を知らなかった。
 だから、「世界」はこの「現実」と呼ばれるもの一つしか存在しないのだと思っていた。
 この「現実」では、私がどう生き、考え、思い、誰と関わり、そしてどう死んだとしても、「世界」になんら「変化」はないと思っていた。
 それが寂しく、虚しく、自分が恐ろしくちっぽけで、生きる価値などありはしないのではないかと思っていた。
 世界はそんな者達の集合体だと。
 だが今は違う。
「世界」は一つではない。
 私がたった一つのそれだと思っていたのは、その無数にある中の一つでしかなかった。
 そして、その「現実」世界と同じだけの大きさのものを、私が持っている。それもいくつも。
 それは他の「世界」と様々に干渉し合うことでどんどん変化していく。
 私の「世界」も、その中にあるくつものそれも。
 時には、世界が根底から覆り、一瞬で姿を変えることもある。
 私は、こんなに大きなものを根底からでも変えることができる。それも、いくつも。
 つまり、誰かと関わり、そして「世界」を変化させていく事が生きる意味、人間の使命であり、「私」という存在の存在価値と存在する理由、存在していい理由である。



05,07,26,




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

後書き



 これはタイトルの通り、ビデオで借りてきたエヴァの最終2話を見て考え、解った事、悟ったことです。
 アニメにここまで深く考えさせられ、また多くの事を教わったのは生まれて初めてで、その量が余りに多かったので、頭の中で整理する為にも、質問と回答という形式で書きました。
 これを見たことによって考え方が大きく変わり、光が見え、精神的停滞期の終わりを感じました。
 私は、今まで見てきた数多くのアニメ・漫画・ライトのベル・ドラマ・映画等の作品の中で、エヴァが文句なしに一番だと断言できます。

06,07,27, 月草 春輝




Back
2style.net