ねぇ

窓の外を、そっと見てごらんなさい


カーテンを少しだけ開けて

その隙間から



優しい光が

全てに、降り注いでいる


太陽よりも弱く

でも誰よりも優しく、美しい光

全てに等しく降り注ぎ

明るく、照らしてくれる


私達の、おばさま



私達の立っている、この地球(ほし)は

私達の、優しい、お義母さま

私達のご先祖様達は、皆この星から生まれたのだから


そしてあの月は

私達の、叔母さま

お母様と同じ、お星様ですもの



ねぇ、おばさま?

私達をその優しさで包んで

どうか、浮世で乱れたこの身を

心を

魂を


温もりと光で満たし

お清め、ください・・・

そして安らかなる眠りを・・・



そうすれば、私達はまた

明日からも、ずっと生きて行ける

そしてまた、おばさまがまんまるになって

私達に優しさを降り注がせてくださるときまで


待って、いますわ・・・










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

後書き



 夜、カーテンの向こうがやけに明るいと思って、カーテンを開けてみたんです。
 始めは、どこか近くの家の窓の明かりだろうと思いました。
 だけど、そうじゃなかった。
 綺麗な満月が、家々の屋根も、うちのベランダも、庭の木や花たちも。
 全てに降り注いで、昼間とはまた全然違う空間を作り出していたんです。
 そんな時にふと思ったことを、書いてみました。


06,05,19, 月草 春輝




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